はじめて働くスタッフのための新人教育マニュアル|入り方・靴・挨拶まで

1現場の悩み・解決法

新人スタッフが初めてお店に来るとき、いちばん不安なのは「何をどうしていいか分からないこと」です。

この記事では、飲食現場歴25年の経験から、初めてその店で勤務するスタッフに対して、どのように教えていけばよいかを整理しました。

ポイントは、「順番を決めて、短く・やさしく・同じ言葉で伝えること」です。

「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、スタッフが店長の思う店づくりが短時間できるかどうかここにかかっている。といっても過言ではありません。私は既存店※新店ではないという意味 に配属されると必ず「このレベルか・・・(´;ω;`)」と落胆から入ったことも珍しくありません。挨拶してくださいと言ってもできない。ユニフォームをきちんと着用しなさいといってもだらしがない。若いスタッフは心の中で「今までこれで良かったんだから、いいじゃん」と思っていることが多いです。

そのストレスがなく、まっさらな新人が入った来てくれたのは店を変革する、作り上げる第一歩です。きちんと教えてあげましょう

① お店への入り方をまず教える(入口は新人の第一関門)

新人が最初に迷うのは「どこから入ればいいか」です。

  • 出勤時は、正面から入るのか/裏口から入るのかをはっきり伝える
  • 「店に入る → 手洗い → ロッカー → 着替え → 店長へ挨拶」の流れをセットで教える
  • ロッカーの場所、鍵の使い方、私物の置き場所を一緒に歩きながら案内する
  • スマホ・貴重品の管理ルール(ロッカーにしまう、レジ周りに置かない など)を最初に伝える

初日は、店長か先輩が実際に歩きながら「入り方ツアー」をしてあげると、新人の不安がかなり減ります。

② 靴・履き物のルール(現場ではここが事故防止の基本)

靴は、安全と動きやすさに直結します。

  • 基本は滑りにくい黒のコックシューズを推奨する
  • サンダル・クロックス・ヒール・ブーツなどは原則NGと明確に伝える
  • 厨房スタッフには、可能であれば耐油性のあるキッチンシューズを案内する
  • 「油で滑って転ぶと大きな事故になる」など、ルールの理由もセットで説明する

ちなみに私が履いているのはこちら↑

口頭だけでなく、OKな靴・NGな靴を写真で見せると、一度でイメージしてもらえます。

③ 初日の挨拶マナー(具体的な言葉を教えると新人はラクになる)

「何て言えばいいか分からない」状態が、緊張の原因になります。

  • 初日の自己紹介は、こんな一言でOKと教える
    └「本日から入りました◯◯です。よろしくお願いします。」
  • 退勤時は
    └「お先に失礼します。ありがとうございました。」
  • 分からない時は

    └「すみません、◯◯を教えていただけますか?」と聞いていいと伝える<

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